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2015年7月21日更新
日本福祉のまちづくり学会第18回全国大会(柏大会)について
1.概要
一般社団法人日本福祉のまちづくり学会は、毎年夏に全国大会を開催しており、約300名の登録者で、研究発表や特定テーマについての討論会、さらには市民参加のイベントが行われています。今年は第18回目をむかえ、千葉県柏市のご協力を得て、東京大学柏キャンパスおよび柏の葉カンファレンスセンターにて、2015年8月7-9日の会期で開催いたします。
千葉県柏市は、東京から約30kmのベッドタウンで、人口約40万人の市です。古くからの団地、新興住宅地のほか、最近ではつくばエクスプレスの沿線での新しいまちづくりもあり、市内に色々な側面をもつ地域から構成されています。特にUR都市再生機構が昭和40年代に開発した団地は再開発の時期を迎えており、その一つの豊四季台団地では、柏市・UR・東京大学が共同して、長寿社会のまちづくりのプロジェクトを約6年前から実施しており、住み慣れた地域で安心して老いること(Aging in Place)の実践の場として有名です。また柏の葉キャンパス駅周辺の新しいまちづくりはUDCKというアーバンデザインセンターが中心となって、産学公民によるまちづくりが行われております。東京大学は柏キャンパスを3極構造の一つと位置づけ、学融合の新しいフロンティアを目指し、社会と連携していくような活動を目指しており、今回は新領域創成科学研究科の環境棟を舞台に本全国大会が開催されます。
今回は、「長寿社会のまちづくり:すべての人がいきいきと暮らせるまちを目指して」というタイトルで開催いたします。超高齢社会への対応は、高齢者への対応だけでなく、全ての世代が暮らしやすいまちを作ることが重要です。柏での取り組みのほか、学会員が全国各地で取り組んでいる様々な活動の報告がなされる予定です。特に、本学会で力を入れている、震災からの復興、障害者差別解消法、バリアフリー・ユニバーサルデザイン、オリンピック・パラリンピック、地域交通などについても、100件以上の研究発表がなされ、参加者による議論が繰りひろげられる予定です。
最終日の午後は、場所を柏の葉カンファレンスセンターに移し、市民公開シンポジウム「長寿社会のまちづくり:すべての人がいきいきと暮らせるまちを目指して」が開催され、秋山柏市長の基調講演をはじめ、各分野の専門家等によるパネルディスカッションを行う予定です。
多くの参加者が集まり、広範囲の福祉のまちづくりに関する議論が展開されることを期待しております。
2.開催概要・組織
名称:一般社団法人日本福祉のまちづくり学会第18回全国大会(柏大会)
期日:2015年8月7日(金)から9日(日)
場所:東京大学柏キャンパス環境棟および柏の葉カンファレンスセンター
組織
大会長 :大和裕幸(東京大学理事・副学長)
実行委員会
委員長 :鎌田実(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
副委員長:石黒博(柏市副市長)、佐藤克志(日本女子大学)、
大森宣暁(宇都宮大学)、出口敦(UDCK)
顧問 :秋山浩保(柏市長)、原田昇(東京大学GLAFS前責任者)、
大方潤一郎(東京大学高齢社会総合研究機構長)
監事 :高橋儀平(東洋大学)
幹事団 :平田賢典(立教大学)、江守央(日本大学)、寺島薫(アークポイント)、
西出和彦(東京大学)、および委員長・副委員長
メンバ :長谷川万由美、男鹿芳則、土橋喜人、有賀絵里、芦澤慎二、奥山勤也、
内埜裕子、三牧浩也、林隆史、高橋良至、別府和哉、小板橋恵美子、
澤田有希、長野博一、八藤後猛、稲垣具志、中野泰志、橋本美芽、
永元真也、山崎晋、河合俊宏、山田義文、二瓶美里、沢田大輔、
松田雄二、沼尻恵子、竹本由美、藤村万里子、
平山清美、大村薫、竹島恵子、西野亜希子、上野俊行、伊藤啓、小竹元基
学会長 秋山哲男
本部事務局 清水政司、小林佳代
3.プログラム概要(プログラムの詳細版は別ページに6月頃に掲載します。)
2015年8月7日(金)
- (1)見学会A 豊四季台地域の長寿社会のまちづくり
- 時間
- 10:00-11:30
- 概要
- 柏市の豊四季台地域には昭和40年代に建設された公団(現UR)の豊四季台団地があり、居住者の高齢化と建物の老朽化が進んでいる。その再開発にあわせて、柏市・UR・東京大学が共同で長寿社会のまちづくりに取組んできている。古い建物を除去し、高層の新しい建物の建設による空きスペースに、在宅医療等の拠点やサービス付高齢者向け住宅などの建設を行い、医療・ケアのサービスを地域へ展開できるようになったほか、高齢者の生きがい就労の場の開拓などもあわせ、柏プロジェクト・柏モデルと称して有名になっている。本見学会では、プロジェクトの詳細説明を受けて、現地の見学を行う。
定員は50名程度。事前登録制(先着順)で、現地集合、現地解散。
(申込は締切りました。参加申込者には個別に集合場所等の情報をお送りします。)
- (2)見学会B1 国立がん研究センター東病院における障害者雇用
- 時間
- 13:50-15:20
- 概要
- 国立がん研究センター東病院における医療分野での障害者雇用事例見学
国立がん研究センター東病院では、障害の有無に関わらず、誰もが共同で働ける職場を実現している。現在、身体・知的・精神・発達の4障害の方々が、それぞれの職場で活躍しており、平成23年度からは知的障害者がジョブコーチの指導のもと、医療関連業務に従事している。これまで、障害者雇用は清掃や繰り返し作業等の業務分野で取り組み事例が多かったが、本事例では医療関連業務という看護師の業務の一部を代行する(専門職でなくてもできるもの)という形での障害者雇用を実現しており、病院で働く障害者の新しい職域として、新たな雇用の可能性に、各方面より関心を集めている。本見学会では、障害者雇用の現場視察の後、指導にあたるジョブコーチの説明を受け、質疑応答を行う。
なお、定員は15名程度(介助者等を含む)。事前登録制(先着順)で、現地集合、現地解散。参加者各位から所定様式による病院内見学のための誓約書の事前提出が必要になります。
- (3)見学会B2 柏の葉地域における健康未来都市のまちづくり
- 時間
- 13:30-15:30
- 概要
- 柏の葉キャンパス駅周辺は、つくばエクスプレスの開業にあわせて新しく街が出来た所で、昨年のホテル等の施設開業により、スマートシティとしての構成が整った。「世界の未来像」をつくる街をキーワードに、諸々の設備と事業がなされているが、UDCKというアーバンデザインセンターが中心になり、公民学の連携で新たな街づくりを実践している。また、東京大学HIP(ヘルスケア・イノベーション・プロジェクト)が中心になって、健康未来都市を目指した活動も行っている。本見学会では、UDCKに集合して取り組み内容等の説明を受け、その後施設等の見学を行う。
定員は30名程度。事前登録制(先着順)で、現地集合、現地解散。
(申込は締切りました。参加申込者には個別に集合場所等の情報をお送りします。)
- (4)サロン 東大高齢社会総合研究機構(IOG)の活動等の説明
- 場所
- 東大柏キャンパス第2総合研究棟
- 時間
- 午後全般
- 内容
- 東大IOG内の一室で休憩しながらIOG活動等の説明を受けられる場。事前申込等は不要。必要に応じてラボツアーも実施予定。
2015年8月8日(土)
- (1)研究発表
- 時間
- 9:30-11:30、13:00-17:30
- 場所
- 東京大学柏キャンパス環境棟
- (2)ポスターセッション
- 時間
- 11:30-13:30
- 場所
- 東京大学柏キャンパス環境棟
- (3)研究討論会
- 研究討論会1 10:00-12:00
福祉のまちづくりにおける障害者差別解消法の役割と合理的配慮
2015年2月障害者差別解消法の基本方針が決定した。このことを踏まえて、2016年4月の法施行を目途に今後さまざまな取り組みが展開される。国や地方公共団体においても活発な議論が展開されなければならない。そこで本委員会では現状における議論の進捗状況を踏まえて、さまざまな立場から、実際の生活に即した実効方策を討論したい。
コーディネーター:高橋儀平(東洋大学)、男鹿芳則(世田谷区)
10:00 ~ 10:05 趣旨説明(男鹿芳則 世田谷区)
10:05 ~ 10:20 「交通領域の差別事由と合理的配慮」
松原淳(交通エコロジー・モビリティ財団)
10:20 ~ 10:35 「視覚障害者に対する差別の実態」
高梨健二 ( 千葉県視覚障害者協会副理事長)
10:35 ~ 10:50 「聴覚障害者に対する差別の実態」
植野圭哉 ( 千葉県聴覚障害者協会理事長)
11:05 ~ 11:20 「肢体不自由者に対する差別の実態」
今西正義(DPI 日本会議)
11:20 ~ 11:35 「国内の障害者人権条例の制定状況」
男鹿芳則(世田谷区)
11:35 ~ 12:00 討論(高橋儀平 東洋大学)
- 研究討論会2 13:00-15:00
当事者の視点を取り入れた施設や製品の開発
JIS規格があれば誰にでも使いやすい製品が設計できるわけではないのと同じように、バリアフリーのガイドラインや調査報告も、それだけで誰にでも使いやすい施設や製品が設計できるわけではない。個々の施設や製品の特性に応じて、当事者の多様なニーズをどのように反映させるべきかを議論する。
コーディネーター:伊藤啓(東京大学)、中野泰志(慶應大学)
13:00 ~ 13:05 はじめに(趣旨説明) 伊藤啓(東京大学)
13:05 ~ 13:27 製品・システム・サービスにおける使いやすさの実現
早川誠二(人間中心設計よろず相/
NPO 法人人間中心設計推進機構 前理事)
13:27 ~ 13:49 視覚障害者に分かりやすい製品・施設への協力
大橋由昌(日本盲人会連合・総合企画審議会委員)
13:49 ~ 14:11 色とデザインの分かりやすさへの協力
伊賀公一(NPO カラーユニバーサルデザイン機構)
14:11 ~ 14:33 肢体不自由者の使いやすさへの協力
矢ヶ部孝志(UD くまもと)
14:33 ~ 14:55 障害者の立場から見た当事者の設計参加
星加良司(東京大学)
14:55 ~ 15:00 おわりに 中野泰志( 慶応大学)
- 研究討論会3 15:30-17:30
オリンピック・パラリンピックの競技場・交通・情報提供の課題と今後
2020年の東京でのオリンピック・パラリンピックの開催に際し、競技場、交通、情報提供の各領域において、わが国の福祉のまちづくりのこれまでの到達とロンドンなど既開催地の実績を踏まえ、現状の課題及び今後の方向性について話し合う。
コーディネーター:秋山哲男(中央大学)
15:30 ~ 15:35 開催趣旨 澤田大輔(交通エコモ財団)
15:35 ~ 15:45 日本福祉のまちづくり学会のオリンピック・パラリンピックに向けた動き
秋山哲男(中央大学研究開発機構)
15:45 ~ 16:30 基調報告
(1)ロンドンオリンピック・パラリンピックにおける公共交通機関の対応からの教訓
竹島恵子(交通エコモ財団)
(2)ロンドンの経験から見た2020 に向けた情報技術と情報提供のあり方
金丸直義(NTT サービスエボリューション研究所)
(3)競技場及び会場アクセスの調査と今後の課題
川内美彦(東洋大学)
16:35 ~ 17:25 パネルディスカッション
パネリスト:高橋儀平(東洋大学)、
山嵜涼子(DPI 日本会議・CIL 小平)
及び上記講演者
17:25 ~ 17:30 まとめ:秋山哲男
研究討論会の場所は、いずれも東京大学柏キャンパス環境棟FSホールです。
-
(4)特別イベント「シニアチア」 17:40-18:00
チームJSCAによる華麗なシニアチアを特別イベントとして実施します。
- 場所
- 東京大学柏キャンパス環境棟FSホール
- チームJSCAの
プロフィール
- 【日本シニアチア協会オフィシャルユニット「チームジェスカ」&「ジェスカマスターズ」】
「チームジェスカ」&「ジェスカマスターズ」は、日本シニアチア協会オフィシャルユニットとして、シニアチア、ミセスチア全体の普及とレベル向上を目的に活動中。平均年齢は60歳越。最高年齢は72歳。自らの楽しみだけでなく、シニアチアのパイオニアとして、競技大会、メディア、イベント、CM等において、シニアチアパフォーマンスを展開。
日本シニアチア協会 http://www.jsca-net.com/cheerfesta/cheerfest2015.htm
(メンバー[左]、東大・柏市・URのまちづくりシンポジウムの出演の様子[右] チームJSCA提供)
- (5)学会賞授賞式 18:00-18:15
市民活動賞の授賞式を行います。
第6 回学会賞授賞式(選考委員会委員長:磯部友彦)
- 論文賞1 件
砂川尊範、鈴木清、土井健司、「歩道清掃状態が歩行者の安全性と快適性に及ぼす心理・行動的影響に関する研究」、福祉のまちづくり研究、16-3(2014-11)
- 市民活動賞2 件
愛知TRY の活動 代表者:近藤祐次(愛知TRY 実行委員長)
地域福祉ネットワークの構築と防災教育活動の取り組み 代表者:NPO 法人FOR YOU
にこにこの家
なお、市民活動賞2 件については、内容についてポスター展示を行いますのでご覧ください。
- (6)交流会
- 時間
- 18:20-20:00
- 場所
- 東大柏キャンパス内「憩い」
- 参加費
- 5000円(学生は3000円)
(事前申し込みは終了しましたが、当日申し込みも受け付けます。多くのご参加をお願いします。)
2015年8月9日(日)
- (1)研究発表
- 時間
- 9:00-11:00
- 場所
- 東京大学柏キャンパス環境棟
- (2)研究討論会
- 研究討論会4
- 9:30-11:30
これからの情報提供のニーズとシーズを考える
ICT技術の急激な進歩とスマートフォンの登場でICTはなにができるのか?
環境や空間整備の在り方は、これまで通りでよいのか?
多様な情報を取得できるようになりユーザーに求められることは何か?
- コーディネーター:
- 原利明(鹿島建設)
9:30 ~ 9:35 開催趣旨 松田 雄二(東京大学)
9:35 ~ 9:55 話題提供1:障害者と情報化
関根 千佳(同志社大学)
9:55 ~ 10:15 話題提供2: IT 開発者は何を考えているのか?
山田 肇(東洋大学)
10:15 ~ 10:35 話題提供3:視覚障碍者の立場から情報化を考える
武者 圭( サウンドスケープデザイナー)
10:35 パネルディスカッション(司会:松田)
11:25 まとめ(原)
- 場所
- 東京大学柏キャンパス環境棟FSホール
- (4)市民公開シンポジウム
- 時間
- 13:30-16:00
- 場所
- 柏の葉カンファレンスセンター
- 概要
- 柏市では環境未来都市の指定を受けて様々な取り組みを行っており、豊四季台で始めた長寿社会のまちづくりや柏の葉で始めた健康未来都市のまちづくりを全市への展開を計画している。そこでこの全国大会の最後のイベントとして、市民公開シンポジウム「長寿社会のまちづくり:すべての人がいきいきと暮らせるまちを目指して」を実施する。秋山市長からの基調講演の後、様々な識者が登壇するパネル討論を行い、柏での取り組みを学会員等に伝え、また学会の活動等を柏市民に知ってもらう機会となることを期待している。
- 内容
- 基調講演30分 秋山浩保柏市長
- パネル討論
- 登壇者から10分程度の講演+討論
- 登壇者
-
秋山浩保 柏市長
辻 哲夫 東京大学高齢社会総合研究機構 特任教授
出口 敦 UDCK センター長
松井宏昭 社会福祉法人青葉会 理事長
長澤京子 国立がん研究センター東病院 障害者職業生活相談員
秋山哲男 中央大学研究開発機構 教授
大森宣暁 宇都宮大学大学院工学研究科 教授
- 司会
- 大方潤一郎 東京大学高齢社会総合研究機構 機構長
4.アクセス
◎主会場:東京大学・柏キャンパス
〒277-8561 千葉県柏市柏の葉5-1-5
http://www.kashiwa.u-tokyo.ac.jp/index.html
最寄り駅からのアクセス
ピーク時間帯に貸切の無料シャトルバスを運行いたします。(利用が集中するとご希望に沿えない可能性もあります。なるべく分散化へご協力ください。)
[時刻表]
○柏の葉キャンパス駅から東大西[東大構内]方面
8月8日 | |
8時台 | 12, [20], 30, 35, [40], 55 |
9時台 | [00], 04, 13, [20], 35, 43, 50 |
10時台 | 05, 21, 33, 52 |
8月9日 | |
8時台 | [00],12, [20], 30, 35, [40], 55 |
9時台 | [00], 04, 13, 35, 43, 50 |
10時台 | 05, 21, 33, 52 |
○東大西[東大構内]から柏の葉キャンパス駅方面
8月8日 | |
17時台 | 01, 01, 13, 41, 54 |
18時台 | 01, 11, 24, 31, 41, 46 |
19時台 | 11, 18, 35, 41, 58 |
20時台 | 12, [15], 18, 23, 33, [35], 46, 47, 54 |
8月9日 | |
11時台 | 10, 11, 31, 41, 57 |
12時台 | 11, [15], 22, 31, [35], 41 |
注:[**]は,シャトルバス時刻を示す.柏の葉キャンパス駅前のシャトルバス乗り場は企業送迎バス乗り場(三井ガーデンホテル前)になり、東大構内まで乗り入れます.
◎シンポジウム会場:柏の葉カンファレンスセンター
つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅前。三井ガーデンホテル2階。
5.情報保障・保育について
5-1 情報保障の概要
(1)市民公開シンポジウム(8月9日13:30~16:00)
- 手話通訳があります。
- 文字通訳(PC要約筆記)があります。
(2)研究発表、研究討論会ほか
- 事前申し込み頂いた場合、対応します。事前申し込みについては下記5-2をご覧下さい。
- 情報保障は「手話通訳」「手書き要約筆記(ノートテイク)」です。
5-2 「情報保障」と「保育」の申込み方法
- 例年通り「情報保障」と「保育」に対応致します。いずれも無料です。
- ご希望の方は、「大会参加受付」の申込フォームの「情報保障」「保育」に関する申込み欄により、お申込み下さい。事前の希望者のみ対応となります。
- 「情報保障」「保育」の申込みの締め切りは、「大会参加受付」の期限と同じ7月7日です。
何らかのご事情で締め切り後に「情報保障」または「保育」を希望される方にもご相談は承りますが、ご希望に添えない場合がございますのでご承知おきください。
- 「情報保障」の申込みに際し「日時と必要な情報保障(「手話通訳」又は「手書き要約筆記」)を明記して下さい。
- 「保育」の申込みに際しては「年齢(月齢)と人数」を明記して下さい。
(情報保障と保育に関する申込は締切りました。)
6.参加登録
論文発表についての登録は既に申し込みを終えました。多数のお申し込みをいただき、ありがとうございます。概要原稿の提出締め切りは6月1日です。
参加登録は、ウエブページを開設しましたので、そこから申し込みください。大会開催の1ヶ月前の7月7日まで事前登録を受け付けます。当日登録も受け付けますが、参加費が異なりますので、なるべく事前登録(早割)をご利用ください。
- 事前登録
- 会員 7000円、非会員 10000円
学生会員 2000円、学生非会員 4000円
- 早割期日終了後
- 会員 8000円、非会員 10000円
学生会員 3000円、学生非会員 4000円
(参加登録ページから、見学会・お弁当・情報保障や保育の申し込みも行うことになります。見学会は事前登録制で先着順となります。お弁当については、土日は学内の食堂の営業は限られ、コンビニも徒歩10分程度かかりますので、なるべくお弁当をお申し込みくださるようにお願いします。(お茶込みで千円))
(事前登録および弁当の申込は終了しました。多数のお申込み、ありがとうございました。以降の参加登録は当日受付となります。)
7.宿泊
学会ではホテルの斡旋を致しません。参考になる情報等を以下に記します。早割で割引があるケースもあるので、お早めにご予約ください。また、昨今は海外からの観光客が増えて、ホテルがとりにくい状況があると言われておりますので、お早目の確保をお願いいたします。
大会参加申込ページ
大会参加申込
大会参加申込み(事前登録)期間 2015年5月18日から7月7日
参加費振り込み締切 2015年7月25日
※参加費を期限までにお振込み頂いた方のみ、大会概要の事前ダウンロードが可能になります。
※申込みフォームから申し込み後、受理メールを配信します。参加受理番号、参加費、弁当代等の合計金額と振込先が書かれていますので、必ず期限内にご入金ください。また、お振込みの際は参加受理番号と参加者のお名前でお振込みください。(所属先名での振込は個人特定が難しくなります)
※請求書ご希望の方は発行までに10日程度頂きますので、お申込みはお早めにお願いいたします。
※領収書は当日受付にてお渡しいたします。
<参加費>
事前登録
会 員 7000円、非 会 員 10000円
学生会員 2000円、学生非会員 4000円
当日申し込み
会 員 8000円、非 会 員 10000円
学生会員 3000円、学生非会員 4000円
弁当代
8日、9日対応 1個1000円(お茶付き)
懇親会費
正会員、非会員、賛助会員 5000円
学生会員、学生非会員 3000円
見学会
事前登録先着順
参加費無料
<情報保障・保育ご希望の方へ>
申込みフォーム内の項目にチェックを入れ、備考欄に必要事項をご記入ください。
保育、情報保障(手話通訳またはノートテイク)ともに無料で手配をさせて頂きます。
また手配できる期間は、8月8日は9時から17時、8月9日は9時から12時です。事前希望者のみの対応となります。なお、研究発表申込者で既に情報保障を希望された場合も発表時以外に希望される方は再度記入ください。
その他、大会に関する詳細は「大会概要」をご覧ください。
研究発表ページ
第18回全国大会(東京大学柏キャンパス)の研究発表
障害等が原因でホームページへのアクセスが困難な方は、
日本福祉のまちづくり学会大会ヘルプデスク<jais-desk@bunken.co.jp> に
ご連絡ください。
非会員で発表希望者は発表登録申込前に入会申し込みを済ませ、 5月25日までに入会金・年会費の納入をすること
第18回全国大会研究発表登録期間 4月1日~4月20日
学 会 長 秋山 哲男
第18回全国大会実行委員長 鎌田 実
締切(日付が変わる前まで)を厳格に守って頂きますが、
会員の皆さまの積極的な投稿を期待しております。
■研究発表登録:4月1日(水)~4月20日(月)
■概要集原稿提出:4月1日(水)~6月1日(月)
※一般論文・ポスター発表・コメンテーター論文を含め、発表申込は最大2件となります。
<論文登録に関する概要>
一般論文およびポスター発表
- 登録締切 4月20日
(登録時に論文名、連名者情報、要旨200文字程度、キーワードなどが必要)
- 概要集原稿締切 6月1日
概要集原稿4ページor2ページ
コメンテーター論文
(コメンテーター論文募集の詳細は、本ページ最下欄を参照のこと)
- 登録締切 4月20日
(登録時に論文名、連名者情報、キーワードなどの他、
審査のため審査用原稿4ページが登録時に必要)
- 審査結果通知 5月1日
- 審査の結果、採用されれば、概要集原稿締切 6月1日
概要集原稿6ページ以内
(注意)
今年から、概要集原稿のフォーマットが変更されます。
(学会の査読付き論文と同じフォーマットになります)
https://www.fukumachi.net/taikai/guideline.html
登録要領
-
研究発表の申し込みは学会のホームページの発表申込フォ-ムから入力すること。
■論文登録にはログインが必要となります
会員 → 会員番号とパスワード
賛助会員・入会手続中の非会員 → ログインIDを発行し、ログインをお願いします。
※ログインに必要な会員番号とパスワードがわからない場合
- 「会員番号」と「メールアドレス(マイページの登録情報)」が分かる場合
第18回全国大会申込みシステム(https://bunken.org/jais/conf2015/Login/)にアクセスし
「正会員・名誉会員・学生会員の方でパスワードを忘れた方はこちら」をクリック。
マイページのパスワード照会(https://iap-jp.org/jais/mypage/Notice/)から
お調べいただけます。
- 「会員番号」と「メールアドレス(マイページの登録情報)」が分からない場合
日本福祉のまちづくり学会事務局(jais-post@bunken.co.jp)にお問い合わせください。
※申込に際しては、下記添付の申込システム利用マニュアルを参照下さい。
福まち東大柏大会-申込システム利用マニュアル.docx
福まち東大柏大会-申込システム利用マニュアル.pdf
- 申し込みは2015年4月20日(月)、当日の着信までとする。
今大会からコメンテーター論文の登録は、前回大会と変更となり、審査用原稿(4枚稿、PDF形式に限定)の提出を申し込み時に行うこととする。審査用原稿については、学会ホームページにある『概要集・審査用原稿執筆要領』を原則フォーマットとして用い作成すること。諸事情等によりやむを得ない場合は概要執筆要領に従い、作成すること。
注:一般論文は、申し込み時に審査用原稿の提出はしない
- 申し込みには以下の内容が必要となる。
- 発表論文の題目
- 発表者の氏名(ふりがな)、所属、連絡先(〒、住所、Tel、Fax、E-mail)
- 連名者の氏名(ふりがな)、所属、連絡先(連名者も学会員であることが必要。非会員の方は、入会手続きをすること。)
- キーワード(6語以内)
- 内容要旨(200字程度、テキスト形式に限定)
- 既発表の有無:当該発表予定論文の既発表の有無を明確にすること。
(他学会で既に発表したものでも受け付ける。詳しくは概要集・審査用原稿執筆要領の「8.著作権の扱いについて」を参照すること。)
- 発表形式の選択(コメンテーター論文及び一般論文発表・ポスター発表)
注:なお、どちらの発表形式も概要を掲載する。
- 発表時の機器操作支援・手話通訳等の必要性(必要な場合、具体的に記入)
- 分野(下記から優先順位順に3つ選択)
1) 観光地・観光バリアフリー 2) 福祉機器の評価・開発
3) 地域社会・生活支援 4) 防犯・防災・安全
5) まちづくりとユニバーサルデザイン 6) 建築・住環境整備
7) 交通システム 8) 案内・誘導・情報バリアフリー
9) 教育・人材育成 10)移動・外出 11)ユニバーサルサービス
12)その他
- 通信欄:特記事項があれば記載する。
- 原稿は学会ホームページにある『概要集・審査用原稿執筆要領』を原則用いることとし、諸事情等によりやむを得ない場合は概要執筆要領に従い、作成すること。
- 原稿提出期限
2015年6月1日(月)、当日の着信までとする。
コメンテーター論文に採用された場合は、一部修正等を加えた原稿4稿または6稿を提出期限である6月1日までに提出すること。一般論文及びポスター発表は、登録時の内容を踏まえ、期限までに提出をすること。
注:「第18回全国大会の研究発表 コメンテーター論文募集について4.1. 応募とプロセス」を参照の上、各種期限を遵守し登録・投稿を行うこと
第18回全国大会の研究発表 コメンテーター論文募集について
学 会 長 秋山 哲男
学術研究委員長 八藤後 猛
- はじめに
平成26年度大会から「コメンテーター論文」について、学術研究委員会においてこれを検討することが望ましいとの理事会決定を受け、平成26年度大会において第一回が実施された。それをうけて平成27年度も引き続きこれを実施することにし、平成26年度同様に実施にあたっては学術研究委員会でその要項案作成し、理事会承認のもとこれを実施することにした。
- コメンテーター制度の概要
コメンテーター制度は、論文を6ページの概要として投稿できる。応募者に対して審査(審査用原稿4ページによる審査)を行う。また、発表時には論文の質の向上を図るためにコメンテーターが論文の位置づけ、構成、発展の方向性など適正な議論ができるようにコメントを行う。発表の方法は、一般発表では発表・議論の時間が15分であるものを25分とした。
- その意義
本会は、設立当初において研究者による学術分野の発展だけでなく、広く市民との交流、参加を求め、市民とともに福祉のまちづくりを発展させていくことを目標としていた。大会においては、大学や研究機関等に所属する研究者だけでなく、一般市民、市民団体、行政、民間企業といった多種の人々が参集し、研究や実践の成果を発表する場として、その目標とするところを達成し、成果をあげたと考えられる。
その一方で、わが国において「福祉まちづくり」を標榜する唯一の学会として、福祉まちづくりをリードしていくにふさわしい学術研究による成果を多く生み出していくという役割がある。すなわち学会は、引用や行政等の技術基準等に用いるための信頼度の高い学術論文が、今後も多く生み出されるように積極的に誘導し、それによって得られた新しい知見を政策的提言として生かせる理論構築の積み重ねが期待されている。
こうした動きを学会員に対して学会が支援していくためには、発表される論文についてその内容を多分野から評価される場を設ける必要があると考える。その効果は、論文の位置づけ、他者からの評価が明確になり、それと同時に当該セション参加者らが研究を行い、論文を書き、発表する際に必要なことを具体的に学ぶことができ、今後の研究発展に大きく寄与すると考えられる。
そのため試行的ではあるものの、研究発表の場において「コメンテーター」による評価・解説を中心とした、より多くの参加者の意見が聞ける場を設定していく場が必要である。
- 募集から審査、結果発表
4.1. 応募とプロセス
大会論文募集時に、通常の一般論文とは別に「コメンテーター論文」として募集する。応募にあたっては、通常の論文に先だって「コメンテーター論文エントリー締め切り日」までに定められた書式において、審査用原稿4ページを提出し、審査を受ける。
なお、コメンテーター論文の募集、エントリー受付は大会事務局が行い、審査、結果発表、コメンテーターの決定までのプロセスは、学術研究委員会において行う。それにもとづいた、司会者、副司会者等の依頼、発表プログラム作成は、大会事務局が行う。
| コメンテーター付き論文 | 一般論文 |
2015年4月1日 | 論文登録開始 |
2015年4月20日 | 発表登録締め切り |
審査用原稿締め切り (原則4枚稿) | |
2015年5月1日 | 論文審査終了、結果公表 | |
2015年
5月1日~5月8日 | コメンテーター論文不採択者のみ、一般論文へ再申込 |
2015年6月1日 | この間に修正可 概要集原稿締め切り(6枚稿以内)
| 概要集原稿締め切り(4枚稿以内) 論文審査が否の場合もこちら |
2015年6月中旬 | プログラム案と司会・コメンテーター依頼 |
2015年7月上旬 | プログラム確定(司会・コメンテーター確定) |
2015年
8月8日,9日 | 大会当日 |
コメンテーターの依頼5月15日から(学術研究委員会) 決定6月中旬
4.2. 審査
エントリーのあった論文(審査用原稿4ページ)を対象として審査をする。
審査日程他、それ以外の規定、方法等については、学術研究委員会において別途定める。
4.3. 結果発表とその扱い
エントリーをした者に対して、学術研究委員会より個別に審査結果が送付される。審査結果は「合」であった論文のみ公表され、「否」であった論文は論文数のみが公表される。
審査結果が「合」であった論文も、概要集原稿締め切りまでに原稿提出がなかった場合は、エントリーそのものがなかったものとして取り扱われる。
審査結果が否であった論文は、一般論文へのエントリーが可能となる。ただし自動的に一般論文への申し込みにはならず、発表者自身で、申し込みを再度行う必要がある。また、この時点で投稿者から学術研究委員会に対して取り下げの意志を明示することによって、一般論文としてのエントリーは取り下げられる。
- 論文発表
5.1. プログラム編成
当面、1回の大会において最大32本程度をこれに充てる。
一題に25分充てる場合、3時間(約半日)で1会場において6題程度発表できる。これを2会場において同時実施すれば12題が発表できる。なお同時実施については、なるべく多(他)分野との交流を促すことが重要なことから、コメンテーター論文については2会場を超える同時実施は望ましくないと考える。
発表時間は一般論文と同様の10分程度とする。コメンテーターのコメントならびに会場とのインタラクティブなコミュニケーションに15分程度の時間を充てる。
5.2. コメンテーター
学術研究委員会によって選定されるが、当面は、学会理事、代議員、特別研究委員会の委員長ならびに同副委員長、同幹事相当の者から選定されるのがよいと考えられる。その際、論文内容の専門分野に最も近い者というよりも、むしろ専門分野はやや異なった視点においてコメントできる者が適格である。
5.2.1. コメンテーターの役割
1題につき、1名のコメンテーターがあらかじめ指名される。発表者はコメンテーターを選ぶことはできない。
コメンテーターは、次に示す項目等その内容、概要、発表態度、プレゼンテーションについて、よい点、改善が必要な点などを客観的にかつ具体的に評価し、意見としてまとめて発言する。さらに論文の社会的役割、将来の研究の方向などについて言及することもある。
その意義は、発表者ならびに当該セション参加者が、今後論文を発表していくうえで必要な事項を示唆するものであり、ひいてはその質的向上に寄与できるような内容が求められる。
コメンテーターは、必要に応じて、研究内容に関する解説を行う。その際、内容が異分野の人が理解しやすいように、できるだけ平易にかつ具体的に述べる。
(以上目安 一人なら8~9分程度)
- 研究目的ならびに目指している方向性が社会にどのような影響を与えうるか
- そのために必要な仮説は適切にたてられているか
- 仮説実証のための方法、ならびに論文の構成は適切か
- 個々の調査・実験方法やその処理のしかたについて妥当性があるか
- この論文をさらに社会的に意義のあるものとしていくために、どのように発展していくことが考えられるか
- 上記以外の意見等
以上
付記
平成26年度の論文募集日程は、次のとおりであった。
| エントリー期間 | 審査期間 | 概要集原稿締め切り |
一般論文 | 4月1日~4月20日 | - | 6月1日 |
コメンテーター論文 | 4月1日~4月20日 | 4月20日~4月30日 | 6月1日 |
コメンテーター論文の審査結果は、審査期間終了後速やかに公表、個別連絡される。