イベント情報

日本福祉のまちづくり学会 全国大会連携セミナーのご案内

日本福祉のまちづくり学会 第10回全国大会連携セミナー

「バリアフリー新法ガイドラインシリーズ−その速報解説と展開−」

日本福祉のまちづくり学会 第10回全国大会実行委員会 実行委員長 高橋 儀平

1. セミナーの趣旨
2. 主催・共催
3. 開催場所
4. 申込み・申込先
5. 内容・日程・講師(案)
(1)6月4日(月)公共トイレの新たな方向(終了)
(2)7月13日(金)旅客施設・旅客車両とバリアフリー新法(終了)
(3)7月17日(火)公園とバリアフリー新法(終了)
(4)9月6日(木)バリアフリー法と建築物のバリアフリー化
第10回大会記念シンポジウム(無料)

第10回全国大会連携セミナー「ユニバーサルデザインセミナー:交通・観光に関するセミナー」のページもぜひご覧ください

1.セミナーの趣旨

 まちづくりにおけるバリアフリー化、ユニバーサルデザイン化を更に積極的に推進するべく、バリアフリー新法が昨年12月に施行され、現在、旅客施設・旅客車両、建築物、道路(歩行空間)、駐車場、公園などのテーマごとに詳細なガイドラインづくりが展開されています。
 この機会を捉えて、新法のガイドラインが意図する目的、内容、効果や展開の仕方、残された課題について広く議論する場を設けることにしました。
 つきましては下記の要領で開催いたしますので、多くの皆さまの参加のほどよろしくお願い申し上げます。
 なお、このシリーズの講師陣はバリアフリー新法づくり、各ガイドラインづくりに深く関わった学会員を中心に構成され、第10回全国大会の記念シンポ「福祉のまちづくり:これからの10年」(8/21)と連携して開催します。

2.主催・共催

主催:日本福祉のまちづくり学会 第10回全国大会実行委員会
共催:首都大学東京 秋山研究室、東洋大学 高橋研究室
   交通エコロジー・モビリティ財団、国土技術研究センター
   (交通バリアフリー法・道路運送法に関する連続セミナー)

3.開催場所

(1)〜(4):日本大学 理工学部 駿河台校舎 1号館2階 121会議室
住所:〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
   当日、会場に関する問い合わせは、090-9770-2127(八藤後)
  (この電話による対応は当日のみです)
交通:JR中央・総武線「御茶ノ水駅」、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」下車徒歩3分
都営新宿線「小川町駅」下車徒歩7分 http://www.cst.nihon-u.ac.jp/map/suru.html

4.申込み・申込先

<申込み>
氏名、所属、会員・非会員の別、希望セミナー(1)〜(4)、連携セミナー (A〜E) を明記し、E-mailにてお申し込み下さい。手話、筆談等の必要な方はその旨ご連絡下さい。但し、(1)〜(4)では定員150名、A〜Eは学会経由枠の定員は50名です。 定員になり次第、締め切ります。

●一 般 (非会員):4,000円/回、一般学生:1,500円/回
●福まち学会 会員:2,000円/回、学生会員:1,000円/回
●首都大学東京・東洋大学・日本大学 学生・院生:無料

<申込先>
日本福祉のまちづくり学会(http://fukumachi.net/
第10回全国大会実行委員会 事務局 清水 政司(event@fukumachi.net
〒351-8510
埼玉県朝霞市岡48-1
東洋大学 ライフデザイン学部 人間環境デザイン学科内

5.内容・日程・講師

(1)6月4日(月)公共トイレの新たな方向:とうきょうトイレとJIS 終了

趣旨
東京都福祉のまちづくり推進協議会では昨年7月に、トイレ整備についての意見具申を行なった。そこでは「総合的な多機能化」や「都市レベルでの適正配置」について述べており、今度のトイレ整備における新たな方向性が示されている。また、本年3月20日公共トイレ内の操作系器具配置のJISが告示された。さまざまな方向からトイレのあり方が変わろうとしている。このセミナーでは、それら、トイレに関する最新情報を伝える。

プログラム
1:30-2:00 操作系器具配置のJIS化背景と解説  高橋 儀平(東洋大学)
2:00-2:30 とうきょうトイレについて    竹内 則夫(東京都まちづくり係担当係長)
2:30-2:45 休憩
2:45-4:00 討論と質疑応答 コーディネイト:川内 美彦(一級建築士事務所 アクセス プロジェクト)

(2)7月13日(金) 旅客施設・旅客車両とバリアフリー新法 終了

趣旨
新法のガイドラインからパブリックコメントへと手続きが進んでいます。旅客施設・旅客車両のガイドラインで何が議論され、どのような工夫されてきたか。また将来の課題は何かを、ガイドラインに関わってきた委員や担当者から報告します。

プログラム
1:30-2:00 挨拶・今までの経緯 秋山 哲男(首都大学東京)
2:00-2:45 バリアフリー新法の旅客施設・旅客車両のガイドライン 中村 広樹(国交省 総合政策局)
2:45-3:00 休憩
3:00-3:40 旅客車両について 鎌田実(東京大学)
3:40-4:30 討論

(3)7月17日(火) 公園とバリアフリー新法 終了

趣旨
昨年12月から施行になったバリアフリー新法では、都市公園が新たな整備対象となった。しかしながら公園についてはまだ十分な経験が蓄積されていないのが現状であり、新法のガイドラインが策定された機会に、そのガイドラインの最新の内容を解説すると共に、ユニバーサル・デザインを目指した公園のあり方について、その考え方を伝えたい。

プログラム
1:30-2:00 都市公園ガイドラインについて  町田 誠(国土交通省公園・緑化事業調整官)
2:00-2:30 都市公園における先進的な取り組みについて  浅野 房世(東京農業大学)
2:30-2:45 休憩
2:45-4:00 討論と質疑応答 コーディネイト:川内 美彦(一級建築士事務所 アクセス プロジェクト)

(4)9月6日(木) バリアフリー法と建築物のバリアフリー化

趣旨
バリアフリー法に基づく建築物の整備基準、及び法に基づく委任条例の展開などから今後の建築物設計の展望について討議を行います。

期日・場所:9月6日(木)13:30〜16:00、東洋大学白山キャンパス1号館6階1601教室

講師及びご発言内容

13:00 開場
13:30-13:40 趣旨説明:煖エ儀平(東洋大学)
バリアフリー法と移動等円滑化基準、設計標準の課題
13:40-14:10 講師:宿本尚吾(国交省)
バリアフリー法と建築物整備の考え方、政省令に基づく整備基準の解説
改訂作業中の設計標準のポイント
14:10-14:40 根岸久司(横浜市)
・横浜市のバリアフリー法委任条例の考え方、内容、適合状況と課題
14:40-15:00 佐藤克志(日本女子大)
バリアフリー法の展開をどう見るか
具体的な設計標準とその実現に向けて、事例写真を提案と国及び委任条 例の役割
設計者、事業者、市民、等の教育のあり方
15:00 休憩
15:10−16:00 討論と質疑応答

●第10回大会記念シンポジウム● (無料)

「総括と展望」8/21(火)午後  「福祉のまちづくり:これからの10年」