工学および福祉・保健・医療・行政等の研究や実務に携わる方々が一同に会し、様々な討議や発表を進めてきた「日本福祉のまちづくり学会」ですが、「第7回全国大会」を岩手県盛岡市で開催することになりました。
岩手県は四国ほどの面積があり、都市部もあれば農村・過疎地もあり、それぞれ特徴を持ったまちづくりが進んでいます。一方、広い面積のためハード面の整備だけでなく、地域へ積極的に出て行く医療・保健・福祉・リハビリテーションとの連携もまちづくりの大きな課題とされています。福祉のまちづくりという観点ではまだまだ整備が進んでいない岩手ではありますが、平成14年12月に岩手県で開催されたユニバーサルデザイン国際シンポジウムにおいて「いわてユニバーサルデザイン宣言」を採択し、産学官一体になってバリアのないユニバーサル社会先進県をめざしているところであります。
このような時期に、各分野のご専門の方々が総括的に研究を進め、各界・各地をリードされる「日本福祉のまちづくり学会」を開催させていただくことは誠に時宜を得たものと受け止めております。
今大会は生活支援工学会と期日、場所を同じにして開催し、合同の企画も予定しております。この大会を契機に、「地方の特性を活かした福祉のまちづくり」について、ご参加の方々から存分なご意見ご指摘を頂戴いたしたく存じますので、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。
福祉のまちづくり学会 正 会 員 5,000円
非 会 員 8,000円
学生会員 1,500円
学生非会員 3,000円
7月22日(木)
9:30〜12:00 研究発表1
12:00〜13:00 昼休み
13:00〜14:00 総会
14:15〜15:00 記念講演 岩手におけるまちづくり(仮題)
講演者交渉調整中
15:00〜17:00 パネルディスカッション
地域特性と福祉のまちづくり
18:00〜20:00 懇親会(ホテルメトロポリタン)
7月23日(金)
9:15〜11:45 研究発表2
11:45〜12:45 昼休み
12:45〜14:15 研究発表3
14:30〜16:30 日本福祉のまちづくり学会・生活支援工学会合同シンポジウム
「住環境の課題と生活の支援技術(仮題)」
なお、7月24日(土)に見学会を企画中です。
(盛岡市近郊:いわてリハビリテーションセンター、小岩井農場、ふれあいランド、一戸町:いわて子どもの森、遠野市、宮古市など企画中)
@ 応募資格:(連名者も含めて)本学会の会員。
A 研究発表テーマ:自由。他学会等で既発表でもよい。可能であれば他分野の聴講者にも分かりやすいことを意識して書かれることが望ましい。
B 申し込み方法:以下の通り、本論文に発表概要を添えて、郵送、E-mail(Word、テキスト形式に限定)にて、お送りください。なお、論文執筆要領は、従来通りです。 本 論 文: A4用紙で4頁。(執筆要領を参照してください)
発表概要: 題名、発表者(登壇者にはふりがな)、所属(ふりがな)、連絡先(〒、住所、TEL、FAX、E-mail)、キーワード(6つまで)、内容要旨(200字程度、形式不問)
C 研究発表の申し込み期限:2004年4月20日(消印有効)
いわてリハビリテーションセンター内
日本福祉のまちづくり学会第7回全国大会事務局
〒020-0503
岩手県岩手郡雫石町七ツ森16-243 担当 多田共文
TEL 019-692-5800 FAX 019-692-5807 E-mail irc@rnac.ne.jp