イベント情報

日本福祉のまちづくり学会 第7回全国大会

―地域特性を活かした福祉のまちづくり―

第7回全国大会長 高橋 明

 工学および福祉・保健・医療・行政等の研究や実務に携わる方々が一同に会し、様々な討議や発表を進めてきた「日本福祉のまちづくり学会」ですが、「第7回全国大会」を岩手県盛岡市で開催することになりました。
 岩手県は四国ほどの面積があり、都市部もあれば農村・過疎地もあり、それぞれ特徴を持ったまちづくりが進んでいます。一方、広い面積のためハード面の整備だけでなく、地域へ積極的に出て行く医療・保健・福祉・リハビリテーションとの連携もまちづくりの大きな課題とされています。福祉のまちづくりという観点ではまだまだ整備が進んでいない岩手ではありますが、平成14年12月に岩手県で開催されたユニバーサルデザイン国際シンポジウムにおいて「いわてユニバーサルデザイン宣言」を採択し、産学官一体になってバリアのないユニバーサル社会先進県をめざしているところであります。
 このような時期に、各分野のご専門の方々が総括的に研究を進め、各界・各地をリードされる「日本福祉のまちづくり学会」を開催させていただくことは誠に時宜を得たものと受け止めております。
 今大会は生活支援工学会と期日、場所を同じにして開催し、合同の企画も予定しております。この大会を契機に、「地方の特性を活かした福祉のまちづくり」について、ご参加の方々から存分なご意見ご指摘を頂戴いたしたく存じますので、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

開催要領